木象嵌 Marquetry

木を象り(かたどり)嵌める(はめる) ことを木象嵌。
イギリスではMarquetryと呼ばれて親しまれている手工芸です。
色とりどりの木の色や素材感の活かし、薄く切り出された木の シートをナイフで
切り出して張り合わせ 絵柄を作り出していきます。
ここではその基本的なやり方をご紹介いたします。

 

道具: デザインナイフ・カッターマット・マスキングテープ・コンパス
    30cm定規・ 円形の型・フライパン・砂(できるだけ粒子の細かいもの)
材料 :05.mmベニヤ色の違うもの3種類・合板またはMDF



1. 台になる合板またはMDFにデザインを落とす


2. Aの部分のベニヤを用意する



扇状の一枚一枚の 長さ幅を大きめに とるようにする。


3. 用意したベニヤを焼いて影をつける

  

・砂は約15分ほど熱して十分に温度を上げておく。
・一回砂に入れたら数秒で焦げるのですぐに取り出すようにする。
・また砂の中に倒れても決して手で拾わないこと。砂は大変熱くなっています。


4. 焼いたベニヤを台に置いて切る

  

・最初の一枚の一辺を台の線に合わせてマスキングテープで固定し、
 次のベニヤが来る所で図の線をガイドに定規で切り落とす。
・2枚目のベニヤをあてマスキングテープで固定する。
 このとき焦がした面がまっすぐで ない場合は軽く
 サンディングペーパーをかける。
・同じように次のベニヤが来るところで切り落とす。
・同じように4枚のベニヤを切合わせていく。


5.扇の端の部分を切り落とす

  

・コンパスで扇状の線を引いてベニヤとその線の接点にコインや
 円状の定規をあて円弧を引く。
・線に合わせてカッターで切り落とす。
 角になるところはとても弱くなっているので無理やりに繊維を引きちぎらない
 よう気をつけながら、まずは軽く線の上にカッターの通る道を作ってやり、
 後は無理のないように切り落とす


6.Bの部分のベニヤを切る

  

・Aのベニヤの下にBの部分になるベニヤを差し入れマスキングテープで固定する。
 Aの角をつぶさないようにマスキングテープで固定する。
・Aのベニヤの縁をガイドにカッターでBのベニヤに切り込みを入れる。  
 このときもまずは軽く切り込みそして無理がないように切り落としていく。


7. AとBのベニヤをマスキングテープで固定する

 

8. Cになる部分のベニヤを切り落とす

・Cの部分になるベニヤでコンパスで円弧を引いてやりカッターで切り落とす。

9. A、B、Cを張り合わせる


・ Cのベニヤの縁をガイドに下のベニヤを今まで同様切り落とし張り合わせる。

・ 上の写真は裏からみた写真です。こちら側に糊をつけます。

10. 台に固定

・台になる板にボンドをまんべんなく塗りその上からできたMarquetryを載せる。
・ベニヤの表から軽くしぼった濡れタオルなどで軽く湿らせる。
・縁をマスキングテープなどで固定して位置が移動しないようにして、
 プレスではさみ、一日置いてあげる。 家庭などでやる場会いは
 アイロンで押し当ててつけることも可能。
 ただこの場合、 ベニヤの下の糊の層のバランスが悪くなりやすく、
 均一に平らな仕上がりを求める時は プレスもしくは板で挟み
 Gクランプ等を使ってしっかり押さえることをお勧めます。

 

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